木
09
7月
2009
広瀬電工が始める法人向けの新サービス(日経産業新聞7月6日1面)。情報漏れなどを防げるシンクライアント端末を初期費用ゼロで導入できる。シンクライアントとは、簡単にいえばハードディスクのないノートパソコンみたいなもの。手元にはデータは一切残らないので、仮に盗まれたとしてもデータ漏洩の心配がない。
ネット経由でホストサーバーにアクセスして、作業する。データはすべてサーバー上に保存される。次世代企業システムとして期待されながらも、シンクライアント端末が割高になることやシステム整備にコストがかかるため、今ひとつ普及していなかった。
そこで広瀬電工が始めるのは、いわゆる『ゼロックスモデル』だ。つまりコピー機は格安で貸出し、メンテナンスで稼ぐ。その昔にはジレットがカミソリホルダーを格安で売り出し、替え刃で稼いだ。新しくはケータイ電話と、このモデルは手を替え品を替え使われ続けている。イニシャルコストゼロ円のインパクトは、それだけ大きい。が、買い手としてはランニングまで含めたトータルコストの視点が必要になるのは言うまでもない。